【ITプロパートナーズの評判!】現役フリーランスが面談に行ってみた
こんにちは。
フリーでデザイナーとディレクターをやっています。
今回ITプロパートナーズというサービスを使って案件を紹介していただきました。
よく知らぬまま使ってたので、これを機に細かく評判について書きてみようと思います。
設立が2015年2月と歴史は浅く、特に新興ベンチャーに分類されるIT人材派遣会社の一つです。
事業内容だけでなく、多くの方が関心を持っているであろう、人材派遣サービスの評判・評価についても見ていきたいと思います。
ITプロパートナーズってどんな会社?
ITプロパートナーズとITプロクラウド
最初に書いた通りITプロパートナーズはIT人材派遣会社として設立されました。
人材派遣サービスとしては企業名と同じ、「ITプロパートナーズ」という名前で展開されています。
また、その派生サービスとして「ITプロクラウド」というサービスもあります。
ITプロパートナーズの方はみなさんがイメージしやすい、普通の人材派遣サービスです。
つまり、人材が欲しい企業と、仕事を探している登録者さんのマッチングサービスです。
対して、ITプロクラウドは、簡単に言うと「こんなシステムを作って欲しい」と思っている企業の話を聞き、ITプロパートナーズ側の責任で、ITプロパートナーズの登録者さんの中から人材を集めて、タスクフォースを作り開発から納品まで行うサービスです。
登録者からすれば、開発するシステムは同じで、責任者が誰になるかの違いだけの話なので「ITプロクラウド」案件かどうかはあまり大きな意味はありません。
しかし、依頼企業から見ると、外注のシステム会社に頼むのと同じ感覚で利用することが可能です。
つまり、派遣された方個々と契約して管理するより、組織管理上、楽になるので、評判は上々です。
ITプロカレッジ
しかし、それ以外の事業も展開しています。
人材派遣以外の事業で良く知られているのが教育サービスです。いわゆるオンラインスクールの形式をとった学習サイト「ITプロカレッジ」は、人材派遣サービスも手掛けている会社だからこそ教えられる、実践的な内容で高い評判を得ています。
オンラインスクールの場合、しばしばコースがたくさんあって、どのコースを選択すれば良いのかわからないという場面や、コースを増やすためのコースで、あまり内容が役立つとは言えない、ということもあります。
しかし、ITプロカレッジは必要なコースだけを用意したシンプル構成ですので、そのような悩みはなく、評判も決して悪くありません。
intee
教育事業と新卒採用支援事業を足して割ったような「intee」という事業も意識の高い学生さんやベンチャー企業を中心に注目を集めています。
これはITスキルを身に付けたいと応募してきた学生さんの中から優秀な学生さんを選抜して、ITプロパートナーズにてITスキル教育を提供します。
そして、新卒募集中の企業はその実績を見て、「この学生さんに来て欲しい」と逆採用活動を行う取り組みです。新たな就活の形の一つとして、評判を呼びました。
PIECE
そして、最近の注目株は、ニッケイこと日本経済新聞に取り上げられた、マッチングサイト構築サービス「PIECE(ピース)」です。
人材派遣サービスも広い意味でマッチングサービスの一つと言えますが、その他にも恋愛系・婚活系や、同行の趣味の友達を見つけるためのもの、さらには仕事上の取引相手を見つけるためのサービスなど、様々なマッチングサービスがすでに存在し、今後も増えていくと考えられます。これからの時代のニーズに適合したサービスだと言えます。
Webメディア
これらの事業以外にも、ITプロパートナーズではWebメディア活動を行っています。
ITプロパートナーズの利用企業CTO(最高技術責任者)や登録者へのインタビューを通して、エンジニアとキャリアを考える「TECH LIFE」や、特に脱サラして独立を考えているエンジニアをターゲット下「IT/Web系の起業家・フリーランスに贈る、すべらない起業論」などのサイトを運営しています。
株式会社ITプロパートナーズの売上について
なお、ITプロパートナーズの会社全体の売り上げは2017年には6.5億円を超えています。
2018年には10億円以上を目指すことを社長の木村直人氏が公言しており、非常に勢いのある企業の一つです。
これらの成果が評価されてWebメディア「ベンチャー通信」が選ぶ、ベストベンチャー100にも選出されています。このように会社としてのITプロパートナーズは非常に評判の良い企業のようです。
ITプロパートナーズってどんなサービス?
では、ここからは実際に私が利用した、ITプロパートナーズ社が提供しているサービスの中でも主軸となるサービスである人材派遣事業「ITプロパートナーズ」について見ていきたいと思います。
ITプロパートナーズで紹介されている案件の特徴として、IT人材派遣会社としては最後発グループに属し、まだまだベンチャーと言われるだけあって、良くも悪くも、従来からある大手の人材派遣会社にはないタイプの案件が少なくないらしいです。
従来、人材派遣会社を利用したことがない企業も多く、「システム開発」への理解が乏しい、あるいは「週二くらいで、パソコンに強い人が助っ人に来てもらえるようになるらしい」くらいの感覚でITプロパートナーズに案件を掲載してみた、という企業も中にはあるようです。
結果、行ってみたら、エクセルにマクロを仕込むといった、システム開発と呼べない仕事でがっかりだった、という話もあります。
一方で、ITプロパートナーズ自身がベンチャーであるがゆえに、シンパシーを受けた他のベンチャー企業や、スタートアップ企業からの案件掲示依頼が案件全体の中で比率が高く、創造力を掻き立てられる最先端のサービスへ対応するため、クリエイティブさが求められたり、最新の技術トレンドへの対応力が要求される案件が集中しがちです。
そういった難しい案件に関わったことへの、満足感ややりがいから、次もITプロパートナーズで案件を探したい、と答える方も多いみたいですね。
また、派遣とはいえITエンジニアに求められる水準が高い分、高単価な案件が多いのです。週2〜3日でも40万円〜なのは、それだけ求められるものが高い証拠なのです。
ちなみに、スタートアップ企業の案件を通して、新たなアイデアや着眼点を得たと感じた起業家志向の方から高く評判されています。
ところで、週2〜3日からの案件紹介というのは、良く知られたITプロパートナーズの売り文句ですが、実際のところはどうか、疑問に思っている方も多いでしょう。
他のIT人材派遣会社では、この売り文句自体をあまり聞きません。
また、その言葉に惹かれて登録したのに、実際はそんな案件などなく、そのことを指摘すると「時期が悪い」と言い逃れされた、という話もよく聞きます。
もちろん、ITプロパートナーズでも、必ずしもいつも週2〜3日からの案件があると断言するのは難しいみたいです。
しかし、ITプロパートナーズではITプロパートナーズ自身が登録者の勤務を管理する派生サービスのITプロクラウドの存在もあり、週2〜3日からの案件に出会える可能性は他の人材派遣サービスと比較するとずば抜けて高いです。
実際私も、とあるITベンチャーで週3の案件に来月から携わることになりました。
ITプロクラウド案件についてさらに付けだせば、勤務場所の自由度も高く、リモートで働く、例えば会議はSkypeなどを利用して行い、基本は自宅で勤務の案件に出会える可能性も高いです。
ちなみに、ITプロクラウド案件でなくとも、ベンチャーやスタートアップ企業の場合、オフィス自体が狭く、派遣の人間を常駐させておく場所もない、という理由でリモートとなることが多いようです。
そういう意味でも、ITプロパートナーズはリモート案件の割合が案件全体に対して高めです。
「いくらシステムが良くても、結局、人材派遣サービスは人と人のつながりだから、エージェントの質が決め手だ」とおっしゃる方も多いでしょう。
実際、この言葉は確かだと思います。その観点で見た時、ITプロパートナーズは創業からの期間が短く、ノウハウがまだまだ蓄積されていない、との指摘もあります。
事業の拡大から来る人手不足で、質の悪いパートナーのエージェントを使っているのではないか、との推測も一部では見られます。
正直に言えば、これらの悪い評判はまったくの的外れではないと思います。
実際に不快な思いをした利用者がいたに違いありません。
しかし、ITプロパートナーズは創業からわずかな期間しか経っていない野心に溢れたベンチャー企業です。
問題発掘力や改善取り組みの実施速度は、すっかり図体の大きくなった安定企業より数倍速く、週単位あるいはそれよりも急速に改善されています。
最近では、案件アサイン後にも、より良い条件の案件がないかチェックし、定期的にフィードバックするようになっているみたいですね。
私の友人も、ITプロパートナーズを利用して記事を書いているので、合わせて読んでみてください!
まとめ
ITプロパートナーズは人材派遣サービスを主軸としつつ、教育など他の分野にも事業を展開していることをご理解していただけたかと思います。
各事業とも魅力あるものですが、やはり一番重要なのは主軸たる人材派遣サービスです。
ですので、会社として利用者のみなさんの率直な評判にとても敏感ですし、耳が痛いご意見、悪い評判には真摯に対応しています。
ベンチャー企業特有のスピード感で劇的に進化をしている企業といえます。