ITフリーランスの備忘録

フリーランスでwebデザイナー、ディレクターとして活動している梶と申します。ここでは、フリーランスとして活動していく上で役に立つ情報を配信していきます!

フリーランスになる前に知っておくべきこと

初めての投稿になりますが、フリーランスのディレクター、webデザイナーとして活動をしています、梶と申します。

最近、フリーランスという働き方が普及してきました。

私自身フリーランスとして活動をして長いですが、なりたての頃を思い出すと色々と苦労したなと思い出されます。

そこで、フリーランスになる時に知っておいた方が良いことについてお話します。

勘違いはだめ!起業とフリーランスは違う!

まず、起業とフリーランスは違うものだと認識しましょう。

起業とは、新しく事業を始めることです。会社を設立して届け出を申請します。事業の種類によっては、保健所などにも届けをだします。

フリーランスは、企業から請け負った業務を実際に遂行します。個人事業主ともいい、企業とは個人として契約を交わします。

あくまでも個人なので、福利厚生は特になく、国民年金国民健康保険となり、確定申告をする必要があることを忘れずに。

また、開業届や、青色申告承認申請書を管轄の税務署に提出します。

フリーランスの年収

フリーランスになったからといって、収入が必ずしも増えるわけではありません。

フリーランスになると、企業からの報酬は、税金などを引かれていない金額になりますので、一見すると増えたように感じますが、フリーランスの場合は、受け取った報酬から自分で税金などを支払います。

ですから、目安としては、会社員の頃の報酬の1.5倍の金額で、会社員の頃と同じ生活水準を保てると思ってください。

もちろん、フリーランスの方が報酬が増える職種もありますので、まずは、自分の目指す職種の報酬を調べましょう。

フリーランスになる前に

フリーランスになると、会社員の頃よりも金融機関の申請が通りにくくなります。

ですから、クレジットカードを持っていないようなら作っておきましょう。

また、不動産の契約を済ませたり、各種ローンの契約の見直し、必要であればローンの借り換えをしておくなど、金銭面の見直しは事前に済ませます。

さらに、開業届や青色申告承認申請書の提出。国民健康保険にするのか、任意継続にするのかなどの手続きの準備をしておきましょう。

また、フリーランスになると、営業は自分で行いますので、名刺の作成やホームページの開設、SNS開設など、営業が直ぐにでも始められるように準備をしておきましょう。

その他、市場調査などを行い、営業の下地を固めておくことも必要です。

副業を利用する

フリーランスになると、会社員とは違い副業も可能になります。(副業OKな会社もあると思いますが)

例えば、未経験の事業を立ち上げたい場合、副業として仕事をし、将来も安定して収入を得られそうだな。と見込みを立ててから起業やフリーランスへの道を踏み切ることも可能です。

まとめ

フリーランスになると、保証は何もありません。

ホームページを開設してもすぐには反映されません。営業も未経験のスタートなら失敗も多いと思います。

フリーランスで成功するには、小さな成功をたくさん積み上げること、失敗を恐れないこと、失敗しても諦めないことなど、割りと根性が必要です。